「素祈」のヒトコマ

大切な人を想う時間。
「素祈」のある暮らしって、
実際どんなものなのだろう?
“大切な人を想うこと“と日々向き合っている
まなかの社員が出会った「素祈」を気軽にご紹介。
「素祈」のある暮らしの
参考にしていただけたら嬉しいです。

  • 「私、何も分からないの。お花やお線香あげていいの?」

    毎週のようにお参りに来る女性とのいつもの会話。
    今にも泣きそうな声でしたが、
    今日も、ご主人様を想いながら
    梅の木の下で手を合わせていらっしゃいます。

  • デイジーの花がお好きだったお母様。
    ですが、季節的にご用意が難しいお花。
    お葬式当日に折り紙で折った
    デイジーをご用意されました。
    一つ一つ気持ちのこもったたデイジーの花。
    お好きだった花と
    温かな気持ちに包まれた旅立ちとなりました。

  • 妻の実家がある長野県諏訪市にて。
    十年前、諏訪大社の御柱祭に関わらせていただき
    この土地の祈りの文化に触れ、〈行事やしきたり〉に
    どこか気恥ずかしさがあった自分に、少し変化が。
    それからは、東京からの列車を降りると、
    まず諏訪大社を想います。
    「今日から数日よろしくお願いします!」
    この土地への敬意を込めて呟くと、少し心が落ち着きます。